【前編】クローン登場! 新カード事前評価【クロノレガリア ver1.3】
※10/9追記 クローンのデータ一覧が公式でアップされました。《輝く者の導杖》が中々強そうな性能だったりと要チェック。
お久しぶりです、やまなです。
来たる10月10日のバージョンアップが迫るクロノレガリア。今回生放送もない(?)らしく、中型アップデートの観が強め。そんな時だからこそ盛り上げたいのはユーザー側。数が少なくて書くのが楽せっかくなので公開された全カードの事前評価を作ってみました。
評価は5点満点
5 板。文句なしに強い。
4 強カード。広く使われそう。
3 普通。使い方次第でワンチャンス。
2 弱め。かなり使いどころを選ぶ。
1 紙。アップデートを待とう。
↑の表を基準に採点していきます。画像は全て©SEGAです。それでは早速やりましょう。
・アレク
《宵の星槍》
評価点2点/5点満点中
《戦場育ちの轟斧》から始まって綿々と続いてきたBREAK時攻撃アップの系譜も、ついにここまで来たかという感じ。
BREAKさえ行うことが出来れば、今回弱体化した《英雄の旗槍》分、7コスト相当の働きが出来てすごい。
クローン環境になりそうな気配もあいまって、BREAKのハードルは下がり、味方への攻撃アップの働きもそれ自体は有用そう。
弱点はやはり、アレクの戦闘中に攻撃ダウンを投げられてしまうと対抗手段が少ないということ。クローンに強いミーシャを採用したデッキが増えそうな予想でこの点数。
《猛き将の剣》
評価点1点/5点満点中
アレクを場に出すというデメリットと比べてメリットがあまりにも少なく見える。
戦士クローンAにも何かしらのアビリティはついていそうだけど、それにしたって他キャラのクローンをアレクが支援した方が強い。戦士(笑)クローン。
《ゼウスの双角》
評価点4点/5点満点中
進攻やマス移動を絡めたワンパン系デッキで広く使われそうな性能。
ミーシャの《不釣り合いの取引》を使われても実質3コス60で余裕の得。ソーケンの《メデューサの竜杖》に対しても復活カウント増加で対策済みと至れり尽くせり。難点はL4神器で、アレク、ルカ、ソーケンを採用したデッキがそこまでレベル上げに向いているわけではないところか。《アルテミスの幻牙》には気を付けよう。
《炎油壺》
評価点2点/5点満点中
咄嗟の炎上が欲しい時は《火神の儀》で良い気がする。
一応、これ系の上級道具にしてはコスパがいいので2点。
・ルカ
《影隠れの短刀》
評価点4点/5点満点中
攻撃力40 HP70 倍撃2 速さ3の『狩人クローンB』を一体呼び出す。
実質2コストで呼び出すキャラとしてかなり破格。これ一枚で《鼓舞の竜骨槍》の効果を無駄なく使える点も優秀。とりあえず出していくルカと、出撃時効果の噛み合いも良い。
難点は速さ3なことで、ルカと同時に敵陣へ届けるには《速さの紋様》などを活用する必要あり。
《アルテミスの幻牙》
評価点5点/5点満点中
相手の攻撃力を10にしつつ、攻撃力の高い武器を出していけるので超強力。
脇に攻撃力の低い武器を出すことでケアも可能だけど、そちらは《アルテミスの疾刃》の餌食となって隙がない。レベルが1になるのはデメリットに感じるが、自分よりレベルの高い相手を撃破時にボーナスでレガリアゲージが貰えるので実はメリット。強いことしか書いてない。
《降矢の森》
評価点2点/5点満点中
HP50 攻撃力40 速さ2の『狩人クローンA』を2体呼び出す。
1体1.5コストと考えると《粗皮のグローブ》を出すよりやや強いくらいでちょっと物足りない。詠唱が6カウントなことも《高速展開の命令書》からのワンパンが怖い。
《乱れ打ち短矢》
評価点3点/5点満点中
幅広く採用されている《治癒の学び》が2コストのことを考えると、ここまでやってもパワーが低い。
じゃあなぜ2点でないかというと、詠唱3カウントのため。例えば戦闘待機1カウント目に合わせれば、回復を挟まれにくく使うことが可能。(にくく、というのは、戦闘と同時に道具や武器を使われると間に合うから)デスピナの罠など、不意のダメージを喰らわせた後に使うのも割と有効。いやらしいカードになりそう。イラストも可愛い。
・ロッタ
《聖装写本》
評価点4点/5点満点中
超強力な《賦活の輝き》の唯一の弱点は9カウント故にソーケン環境で出しにくさがあったところだけど、こちらは武器なので対面デッキを選ばない。
相手を迎撃するついでにこれ+《猛攻への備え》で隙なく味方のレベリングを図れるのが優秀。恩寵がついただけでは経験値が入らないこともあって、ワンパン撃破を狙うデッキ相手にはやや弱くなりそうだけど、攻撃力ダウンの味方と組み合わせれば、そこまで気にならないはず。《光華の儀杖》と合わせて採用して初手の動きを確固としたい。
《導く者の輝杖》
評価点1点/5点満点中
優秀な武器の多いロッタがわざわざこれを採用するかは疑問。
『僧侶クローンA』の能力次第ではあるけれど、たぶん使われないだろう。
評価点3点/5点満点中
個人的には新弾ベストカード賞を上げたい能力。
例えば《カーバンクル》など、採用例の少ないカードを飛躍的に強化するのがとてもユニーク。強い使い方を考えるのが楽しそう、という期待を込めて3点。
《恵みの晩餐》
評価点1点/5点満点中
どうでもいいけどロッタは呪文で出るのが『僧侶クローンB』なんだね。
元からHPの少ないロッタのクローンが強いイメージが沸かなかった。被撃破時裂傷付与くらいしてほしい。激励の1点。
・ミーシャ
《蝕みの大鎌》
評価点3点/5点満点中
次があればクローンの能力も確認できるようにしてほしい。
『クローンB』が全てアビリティ持ちだとすれば、経験値ダウンか毒か攻撃ダウンを、被撃破時に相手に付与する能力と予想。中々うっとおしいんじゃないだろうか。
《ヘラの宝冠》
評価点4点/5点満点中
これで出ているということはミーシャのレベルが4以上なので、そのミーシャを撃破した相手は確実にレベル3以上になる。
つまり最強カード《メデューサの竜杖》の強化版として使うことが可能。神器カードが全部強いのは『本気を出せば凄い』的なミーシャのキャラ再現としてかなり良いよね。
弱点は序盤に使えないこと、5コス故に得をしにくいこと、ミーシャのHPの低さからバーンダメージもやや厳しい。それでも補って余りある強さだと思う。経験値減少(大)まで付いているのがバグ。
《最悪の災厄》
評価点2点/5点満点中
ダジャレシリーズ。他には《私怨の紫炎》などがあり。
ロッタと同じでクローンはたぶん弱いんだけど、ミーシャは何かやってきそうだなということで逃げの2点。
《悲劇のダイヤモンド》
評価点3点/5点満点中
3速の相手が出た瞬間に《弧毒の小箱》を投げると自陣につくまで2×3×6=36ダメージ。一方こちらは5×3×6=90ダメージ。
毒は1と2の差がとてつもなく大きい効果なのでナシではない。ただ、使用先がちょっと見えない。
ルカは2速なので辿りつくし、ロッタ、ミーシャ、デスピナは出撃した時点で仕事を終えていることが大半。《愛してやまない》と合わせてベルナリオに嫌がらせを仕掛けるのが主な用途になるんだろうか。あとは《ゼウスの双角》か。
4コストの道具なので【神器デッキ】には相性良し。
・ベルナリオ
《全鋼製鎖鉄球》
評価点1点/5点満点中
2回撃破しないとバニラカードと大差ない性能だけど、こちらにはエンチャントが付いている。
というかそれだけ。レーン移動とかされたらどうすんだ。
《輝将の白銀盾》
評価点3点/5点満点中
『騎士クローンA』は、HPが多いとか、鉄壁がついているとか、そういう性能になる予感。全キャラの中でも並みだろうということで3点。イラストが普通に可愛い。
《アポロンの砦盾》
評価点4点/5点満点中
最悪でも2回戦闘すれば元が取れる性能。
並べてレーン移動に蓋をしたい能力と、味方の攻撃力アップは噛み合いが良い。クローンと組み合わせても有効に使えるはず。素の攻撃力が低いのも、相手に被撃破を許さないのでプラス。クライマックスで出されるとかなり手間取ることになりそう。
発奮よりも鉄壁の方が欲しかったかもしれないが、ロッタ採用なしのデッキに使えるかもしれないのは熱い。ちなみに明らかに尺度がおかしい、完全に捕食側。
《選別された鉱石》
評価点3点/5点満点中
《剛鉄鉱》より1コスト高い代わりに裂傷3。
裂傷は速さ4固定が本体みたいなところはあるものの、毒デッキ等にはこちらの方が噛み合うかも。関係ないけど「助けるぞ!」と言いながら鉱石を投げるベルナリオおじはクロレガで一番腹黒いキャラかもしれない。
・ソーケン
《虚像の魔導球》
評価点4点/5点満点中
今回クローンの追加に特に説明はないけれど、たぶんソーケンの研究結果に違いない。
そうなると『学者クローンB』はとんでもないことをしてくる予想。被撃破時全体バウンスかもしれないし、戦闘の度に相手を3マス戻すのかもしれない。期待を込めて4点。クローンの評価はどうしても適当になりますよね。
《デュオニシスの鍵杖》
評価点3点/5点満点中
仕留めない限り延々と子分を生み続ける鳥。
ソーケンの神器はどれもクソ鳥な側面があるけど、こいつは中でも一番ウザいと思われる。回復と攻撃力ダウンを組み合わされると、どこまでもアドを生まれてウザイ。ポーズまでどことなくウザい。
L4神器なので使用デッキを選ぶところが救い。あと、クローンはレーンを埋めるので自身の首をやや締めがち。
《予想外の化学実験》
評価点4点/5点満点中
呪文詠唱系クローンの中でなぜかこれだけ3カウント。なぜなんだ。
『ソーケンが好きすぎる人』の仕業だと思う。さすがにこれで『学者クローンA』が強すぎるなんてことはないだろうということで4点。さすがに。
《彼方への転送鏡》
評価点1点/5点満点中
《高速展開の命令書》と役割は似ているものの、2マス移動だと数段階劣っている感じがする。3マス移動ならまだ強かった。バフに期待した1点。
・デスピナ
《呪いの名札》
評価点3点/5点満点中
疲れてきました。がんばれ俺。
攻撃力ダウンの役割を負いがちなデスピナにBREAK時効果の噛み合いは悪いような感じがする。裂傷自体は毒と相性が良く、ならばミーシャも共に採用しているだろうから、そこまで気にならないか。
クローンを撃破してクローンを足止めするという、対クローンを多分に意識しているカード。罠が縦に重なった時の悲しみがえぐい。
《エリュニュスの満月》
評価点1点/5点満点中
誤植だろうか。
テキスト通り『暗殺者クローンA』が出るなら能力なし? そりゃあまりにも弱いだろうということで1点。それともデスピナは『暗殺者クローンA』に能力がついてるパターンなのかな。武器名のブラッドボーン感がすごい。
《ネメシスの髑髏》
評価点4点/5点満点中
罠が12個出ていたらなんと攻撃力250。《アルテミスの幻牙》でもれなく憤死できます。
スタシスワンパンデッキに採用するなら《ゼウスの双角》を使うよりも現実的なL3神器。こいつのケアの為に罠を踏ませるプレイングを強要できるのは独自の強みで、カードプールに存在するだけで効果のあるうんぬんのカード。
問題は新キャラセシリアがかなり罠アンチな性能になっていること。環境が若干落ち着いたら出番がありそう。
《怪しき来訪者》
評価点2点/5点満点中
書きながら思ったんだけど、『暗殺者クローンA』は能力がない代わりにステータスが高いパターンなのかもしれない。
こういう能力を想像しながら新弾を待つのは楽しいですよね。でも6カウントは弱い。2点。
・前半終了
クローン強い強いと思って書き始めたざっくりした雰囲気の予想でしたが、こうしてみるとクローン系は割と性能を抑えられているのかもしれません。けれども言うまでもなく、予想は外れるもの。蓋を開けてみればクローンゲー環境になっていても俺は知らない。
カード少ないとか思ってたのに、めちゃくちゃ大変でした。拡散よければお願いします。
セシリア編は今日夜から明日朝のどこかに。それでは。