やまなブログ

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【発奮アグロ】おとといきやがれ発奮パンチ~デッキ作成その②コンセプト編~【クロノレガリアver1.3】

おはようございます、やまなです

新カードが6枚追加されたりしたクロノレガリア。どんなもんでしょうか。ハイスコアイベントも行われたりしてました。僕は始まる前から諦めてたけど、意外と盛況だったみたいです。このゲームこんなにプレイ人数いたのか。

いよいよゲーセンにはびこる亡霊をターゲットにしてきたこのゲーム、それくらいしぶとく生き残って欲しいところ。早くサ終して人材を適所で活かせ

 

前回に引き続きデッキ編、今回は横の繋がりと題したコンセプトの決め方なのだけど、この へん とかの偉大なあれを読んでもらえたら僕から言うことは何もない。(COJはもう存在しませんが…)

そもそも語れる基礎体系もないもんだから、今回は実際に作ったデッキを見ながら、どんな風に形を整えていったかを書いていけたらいいなと思います。

今回は『発奮』デッキに挑戦してみました。

 

きっかけ

『発奮』と言えばかつて環境席巻したものの、弱体化修正を受けてめっきり見なくなったアーキタイプ。ちなみに僕はそのころダメージバーンデッキみたいなのを使ってたので『発奮』にはノータッチでした。今も昔もクソデッカー。それをなんで今更触ってみたのかと言うと、追加されたこのカードの影響です。

 

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見るからに強そう。ついでに強そうであるもののあまり使われていない《アポロンの砦盾》を組み合わせるのであれば、それはもう発奮だろうと、あまりにも浅い思考過程ですけど、最初はそんなもんです。ノリで行きましょう。

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主軸にするカードとデッキのテーマを決めたのならば、まずはそれを使い倒しながら、特長を把握していきます。使い倒す過程で結構な負けを食らうことにはなりますが、そこは査定も緩和して断崖のクライミングから街中のショッピングと化したクロノレガリア、安心して負けまくろう。

 

分析のようなもの

さて、『先攻』を付与する道具です。

『先攻』とは、「相手を倒すことが出来れば反撃を喰らわない」能力なので、言い換えれば「こちらの攻撃力を無限に上げることが出来るのなら」、「相手の攻撃力を0にする」効果を持っている、ということになります。

この時、条件の通り、「こちらの攻撃力を無限に上げる」と、MPとストックの消費がとんでもない。なので、手札が破綻する前に決着をつける必要があります。長期戦は視野に入れないことにしました。デッキの方向性は、《ラストオラクル》によるドーピングを駆使した速攻アグロに決まります。

 

また、『発奮』

コスパの悪い道具を投げまくることで、HPが高く攻撃力も高く素早いキャラクターを一時的に作成することのできる能力です。流行りの『クローン』に比べて燃費の良さで大きく見劣りしますが、素体の優秀さから、より確実に相手の城への攻撃を通す性能に特化しているなと感じました。だから、それをサポートする方向のカードで固めていくのが第一の方針。

ただし、単純なすれ違いゲームを仕掛ければクローンに敗北してしまうので、それらを安く止める手段を入れつつ、試行錯誤した結果がこちらのデッキ。

 

【発奮アグロ】

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コンセプト

《飛散の曲刀》+《鎧貫の腕刀》+《通過儀礼の証》+《武器用オイル》+《腐炎の流油》+《焔の戦化粧》で200点出るので(『倍撃』込み)、それを確実に通していきます。計23MP+カード6枚。もちろん相手もそれだけの行動が出来る訳ですから、こちらは《ラストオラクル》の5枚分余剰に使えるとしても、24コスト分の攻撃や妨害を、いかに処理するかがメインのゲーム性。

基本的に相手の攻撃は総スルーして、相手が使った分こちらのMPが増えたと勘定すれば良さそうです。199点喰らって200点出すデッキとか、ライフはリソースとか、そんな感じのオタクが好きそうな言葉で表現してもいいですね。

ルカとアレクがいれば成立するデッキなので、他二人はサポート要員としての採用。ベルナリオは低コストの受けカードかつ、自分も攻撃の素体となれるカードを中心に入れてあります。『発奮』は付与する呪文もありますが、『発奮』下で無駄なカードになってしまうので、空撃ち可能な道具を2枚にしています。

ソーケンは相手の隙を縫うための横移動と縦移動、それにレーン移動で躱した大型の処理に《メデューサの竜杖》と、後は受けに回れるクローンカード。僕も確かなことは言えないんですけど、どうもクロレガには、「相手は入力不可能だが自分は入力可能」なタイミングがいくつかあるっぽくて、そういう裏ワザを覚えていくとより姑息に根暗できると思います。ワザップ。

エンチャントは、《ラストオラクル》の溜まりが早すぎるため青は要らない。黄色はストック操作の邪魔なので、なるべく赤で染めた方がベター。

 

回し方 

初手

基本、ルカから行きましょう。初手のカードは3枚あります。ただし、相手がクローンから入ってきた場合、殴り合いには不利なので、ベルナリオから受けていった方が良いと思います。こちらも初手を3枚配備しています。

また、初手の攻撃から打点は通していきたい都合、クローン以外の相手が動き出してもこちらはMPが溜まり切るまで待っていた方が良く働くことが多いと思います。

 

序盤

クローン対面以外は、レーンの擦れ違いを仕掛けていきます。『先攻』を付与すれば『発奮』は要らないことが多いので、スキルの無駄打ちは厳禁。全体通してどれだけ無駄なく行動できるかが、勝負所で注ぎ込めるリソースに直結するので、いつも以上に実質コストを意識して行動した方がいいです。

クローン対面には、受けた結果生き残ったカードでカウンターを狙っていきます。

 

中盤

正直クライマックス前後までもつれ込むとかなりしんどいデッキ。相手の『神器』やレガリアが出てくる前に削り切る方向で組んであるので、その辺の性能差が露骨に響いてきます。《アポロンの砦盾》からのクローン横展開も一応有効ではありますが、あまり過信はしたくない性能。序盤に全て懸けましょう。

 

終盤

真正面からの殴り合いはもう絶望的。レーン移動を駆使した捻じ込みをメインに狙っていきたいところ。ただ相手もレーンを埋めてくるのでそう上手くも行かない話。受けと攻めのコストバランスが非常に大事になってきて、浅いようでやや深いようでやっぱり浅いデッキかもなぁ。

時間効率の良さだけはめちゃくちゃなことになっているので、クロレガを今すぐ破壊したい過激派の皆さんにオススメ。

 

調整過程

ここから先はもうちょっと詳しく、最初に決めたデッキからカードを調整していった過程の話。

まず、元となったデッキですが、

『発奮』や『先攻』を駆使した高攻撃力を相手の城に通す、という方向は組む前からなんとなく決めていました。

それに伴って、前回のような役割として各キャラに、

 

ベルナリオは 、

①発奮の素体となれる武器。

②発奮に注ぎ込むためのMPを作りだす武器。

③発奮を付与する道具。

 

ルカは、

①適当に前に出していける武器。

②味方を援護する道具。

 

アレクは

①横展開を補佐する武器。

②攻撃力を上げる道具。

 

ソーケンは

①相手を妨害する受け寄りの武器。

②レーンを縦に進行する道具。

③レーンを横に移動する道具。

 

というようなイメージでの仮採用。

ここから調整をして、

1,ルカの《速さの紋様》の代わりに《アルテミスの幻牙》が入った。

2,アレクの《英雄の旗槍》の代わりに《腐炎の流油》が入った。

3,ベルナリオの《アポロンの輝盾》の代わりに《輝将の白銀盾》が入った。

4,エンチャントが青中心から赤中心に変わった。

という変更を加えたのが現行デッキ。一つずつ理由を書いてみます。

 

1,ルカの《速さの紋様》の代わりに《アルテミスの幻牙》が入った。

理由の一つ目は単純にデッキ全体のカードパワー不足を感じたため。加えて、ルカを前に出していくゆえに溜まる経験値もややもったいなかったので、何かしらの『神器』を採用したかったです。

これを《アルテミスの幻牙》にしたのは、相手の攻撃力=こちらへの攻めを軽減しつつ、自分の攻撃力を上げる行動を低MPで行えるのが、攻撃は顔で受けてMPはできるだけ攻撃に回したいこのデッキとの噛み合いの良さを感じたためです。意外とケアも忘れがち。

 

2,アレクの《英雄の旗槍》の代わりに《腐炎の流油》が入った。

実際に回す前はなんとなく、全キャラで道具を投げまくって支援する戦闘をイメージしていたのですが、カードは1キャラずつから引くものでした。どのキャラからカードを引くかを決める時間を挟んでしまうと、操作時間が足りなくなります。だから、道具を各キャラに散らすよりも、アレクとソーケンにまとめた方が、考えることが少なくていい。突破できそうならアレク、無理そうならソーケンと簡単です。

また、《アポロンの砦盾》からの全体展開が思ったよりもこのデッキでは活かしづらく、あくまでサブプランにしておいた方が丸くなりそうなことも、全体強化から単体強化へ舵を切った一因。単に《英雄の旗槍》は重いためにMPが足りなくなりがちでもあります。

 

3,ベルナリオの《アポロンの輝盾》の代わりに《輝将の白銀盾》が入った。

デッキにはピークタイムがある、というオタクの言葉を僕は信じているのですが、このデッキの場合はそれは序盤にかなり傾いていると感じたため、『神器』は一つに絞りたかった。

では、なぜ削ったのがややカードパワーに劣る《アポロンの砦盾》ではないのかというと、ベルナリオがレベル3になっている展開は、かなり受けを強いられているのではないかと思うから。横に展開してくる相手を迎え撃つなら、《アポロンの砦盾》や、こちらの《輝将の白銀盾》の方が有益な気がする。

 

4,エンチャントを青から赤へ。

やっぱりこれも、相手の『神器』やレガリアが出てくる前に倒しきる方向性を定めたから。青の武器は赤を持ってないだけです。ちなみに、エンチャントは青>赤>黄の順に発動率が高いらしい。

 

終わりに

ここまで読んでくださりありがとうございました。

元々カードストックがへたくそな自分です、『発奮』に慣れるまでめちゃくちゃに負けまくったんですけれど、なぜかランクはEX3に上がりました。

負けても-70の世界、僕はようやくちょっと慣れてきたとはいえ、もうちょっと修行僧向けのゲームもやりたい。「このゲーム修行にオススメだよ」とかありましたら、twitterまでご一報ください。

デッキ作成編はたぶん終わり。次回からまた普通のデッキ紹介をしていきたいと思います。

それでは、また何か書くことできたら。

 

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