【後編】セシリア参戦！ 新カード事前評価【クロノレガリアver1.3】
おはこんばんは、やまなです。
前編を投稿したその日にクローンのパラメーターがアップされたり、やたら面白そうなver1.3の対戦動画が上がったりしているクロノレガリア。運営開発ほんと好き。バージョンアップ、かなり楽しみになってきました。
目玉はクローンに奪われがちですが、個人的に嬉しいのはなんといっても新キャラクター、神官セシリアの参戦です。キャラが可愛い。あぁいう子好き。
追加されるカードは10種、少ない分ロッタとNを共有する、ミーシャとデスピナに習った関係ですね。
果たしてその性能はいかほどか。画像は全て©SEGAです、後編始めていきましょう。
・セシリア参戦
セシリアの特徴については上の公式コラム参照です。
ざっくり言うと、『トラップ』のように設置される『ギフト』を戦場に蒔き、そちらは味方が踏んだ時に効果を発揮する援護キャラ。『ギフト』の数は『トラップ』と共有しており、本陣際両端8マスを除いた12マスのどこかにランダムで設置されます。
『ギフト』と『トラップ』の違いはおおよそ２つ。
①『トラップ』と違い3回発動することが出来る。
②『トラップ』と違い相手からも設置場所が見える。
3回使えるだけあってコストパフォーマンスはものすごいことになっていますが、特に②が曲者で、相手陣地側に設置されてしまった『ギフト』は、ほぼまともに発動できないと見てよさそうです。平均して半分は無駄になるんじゃないでしょうか。
が、それは裏を返せば、設置した『ギフト』に向かって進撃するのを見せることで、相手にスルーか早めの迎撃を強要することが可能ということ。ついでに『ギフト』が戦場に残り続けることで、『トラップ』へのアンチ性能もかなり強烈になっています。そのへん念頭に置きつつ新カードを見ていきましょう。
・カード評価
評価は5点満点
5 板。文句なしに強い。
4 強カード。広く使われそう。
3 普通。使い方次第でワンチャンス。
2 弱め。かなり使いどころを選ぶ。
1 紙。アップデートを待とう。
《聖像の杖》
評価点3点/5点満点中
低コストデコイ系カード
《アルテミスの幻牙》が猛威を振るいそうな次環境にて一定のニーズが生まれそう。被撃破時効果も0.5コストと、実質タダだと思えば中々に悪くない内容。
攻撃力が上がるほど効果の強まる『倍撃』は、当然アレクと組み合わせたい能力で、アレクの支援下であれば、低攻撃力が足を引っ張る場面は少ないはず。他に、低コストカードでレーンを埋めたい《アポロンの砦盾》とも噛み合いよく高評価。
ただ、単純にデコイのみとして見れば、より優秀な《黄泉からの恋文》が存在しているのが気になるところ。設置が1個だけなのも、宛てにしずらいのがマイナスか。
《教えの石板》
評価点4点/5点満点中
ver1.3が『クローン』環境になるのなら、『クローン』は体力が低い故、BREAK時効果の株も上がる。
とは前編にも書いたことだけど、中でも《教えの石板》はかなり良い線行っていると思う。
というのも、使用率の高くなりそうな『僧侶クローンＡ』や『学者クローンＡ』が体力60の設定だから。実は攻撃力60のBREAK時効果持ち武器は、ver1.3までのカードプールを見渡しても、このカードしか存在しない（《アポロンの鋼剣》は攻撃力70で、《不釣り合いな取引》の効果射程に入ってしまう）。
『高揚2』自体は、《気魂横溢の心得》基準で1コスト相当と、けして強い訳ではないけど、きっちり2個設置する安心仕様。セシリアの初期体力が90あるのも推せる一因。
《罪人の法典》
評価点2点/5点満点
そもそも『ギフト』を3回使い切れるのか？ という時点でかなり疑問。
たぶん『クローン』で踏みまくった『ギフト』を再利用する使い方を想定しているのだろうけれども、『ギフト』は踏むよりも、踏むのを阻止させる方の活用法がやはりメインになりそうなので、とりあえず2点かなぁ。
《天球儀の杖》
評価点2点/5点満点
パッと見で使えそうなのは《ヘスティアの煌杯》との組み合わせ。
他にも「『蘇活』がついていれば超強いカード」は数多く、3回余すことなく使えれば効果自体は超強力。
問題は設置が1個だけなこと。他に役割も特にないこのカード、『ギフト』が相手陣地側に飛んだ時のデメリットが一番重い。戦場の真ん中までは自陣と見ても、8/12＝2/3でしか使えないカードを強く見るのは難しい。
相手からすれば踏ませたくない『ギフト』であるのは間違いなく、活路を見出すのならその点だろうか。
《デメテルの聖槌》
評価点3点/5点満点
上の《天球儀の杖》をさらに尖らせたような性能。
やはり設置は一個だけど、こちらは絶対に踏ませたくない『ギフト』になっていて、ここまで尖れば戦力に数えられそうな性能をしている。まず2/3の運ゲーを通せればかなりのアドバンテージだし、1/3を引いても相手の無理な出撃を呼び込めるので、両方から活かせるデッキを組みたい。
『神器』くらいは2個設置でもいいと思ったんだけど、デスピナ同様、まずはマイルドに実装して様子見の後、バフを視野にという方向性だろうか。いきなりぶっ壊れを導入して環境を無理やり変えるよりは、そっちの方がいいのかもしれない。
《聖人の辻説法》
評価点2点/5点満点中
『高揚2』は1コスト相当の効果なので、カウント6の点も加味して、ややパワーが低い。
ギフトの数稼ぎとしても他に優秀なカードがあるので、使うのなら効果を主目的とすることになる。
出番があるとすればアレク不採用の回復と攻撃力ダウンを主体としたデッキ。セシリアは色々な戦闘補助を使える代わりに運要素が強い器用貧乏な面もあって、上手く活かすのはカードの少ない現状まだ難しそうだが、デッキを考えるのが楽しいとも言える。
《幸いの祈り》
評価点3点/5点満点中
ギフトの数稼ぎ要員①
下の《守護聖堂の結界》とは対になっている性能。あちらが受け寄りデッキに向いているのに比べ、こちらは攻め寄りデッキへの採用を考えられる。
『会心』と『鉄壁』なら僕は『鉄壁』の方が好きだけど、それは個人の好み。『会心』による運ゲーは言い換えれば確率ゲーということで、ランダム配置のセシリアを好んで使うプレイヤーには、こちらの方が肌に合うかも。
《守護聖堂の結界》
評価点4点/5点満点中
ギフトの数稼ぎ要員②
『鉄壁』を駆使するベルナリオの唯一の弱点は、戦場に出ずっぱりな為に『呪文』を詠唱する時間があまりないということ。その点セシリアはサポート寄りの性能な為、『鉄壁』を使うのにより適しているよう感じる。
『鉄壁』自体も、いつかの調整で強化された《溶練》を基準にコスト設定しているようで、他のギフト系『呪文』に比べてややコスト対効果が高めな印象。
《豊穣のお守》
評価点5点/5点満点中
セシリアの中で一番注目しているカード。
『ギフト』の発動を半分と見れば、比較的マイルドな調整の多いセシリアで、ほとんど唯一と言っていいほどに、コストパフォーマンスが凄まじい。経験値（中）増加の《無手の記章》が3コスト必要なことを考えると、かなりやってる感じがする。
ロッタの《光華の儀杖》は経験値増加（小）を全体に割り振ることで、L3神器→L4神器という味方全体で攻める流れを作るのだけど、こちらは完全に一点突破。《ゼウスの双角》や《ヘラのタロット》、あるいは《デュオニシスの鍵杖》など、１枚で勝負を決めるパワーのある『神器』と共に用いたい。
《聖祭の銀鈴》
評価点3点/5点満点中
こちらは一転、なんというか普通。
『蘇活2』を与えるロッタの《恵み溢れる小杯》が2コストなので、あえてこちらを採用する理由はあんまりない気がする。ロッタがいないデッキなら普通に採用圏内。普通だ……。
・終わりに
これにて、新カード事前評価終了です。お疲れさまでした。
元々がDQRやHSのふびらいさんがやっている企画が好きで真似してみたんですが、真面目に書くのもふざけて書くのもバランスが中々難しい。新弾がまた出るのなら再挑戦したいところです。（出るのか、ver1.4）
本家であれば、この後環境予想にと続くのですが、そこはやや村気味なクロノレガリア。むやみに環境を固定化するのは避けて、新弾実装直後のカオスを楽しみたいと思います。
もしかしているかもしれないクロノレガリア未プレイの読者さんは、色々とアレなところもあるゲームですが、開発は間違いなく日本有数に優秀な、とてもバランスの取れた良ゲーなので、10月から継続して始まった1プレイ無料のこの機会、よければ触ってみてください。DMなりなんなりでの攻略質問もいつでもどうぞ。
twitterその他で拡散してくれている人たちありがとう。自分が思っている以上に読んで貰えていて嬉しいです。
それでは、また何か書くこと出来たら。
