やまなブログ

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デッキを作るときに考えていること①~カードストック篇~【クロノレガリアver1.3】

熊本からおはようございます、やまなです。

 今まであんまり言わなかったんですけど、実はクロノレガリア全国3位だったりします。4位の追い上げが凄まじいのでいまのうちに名乗っておきます。全国3位です。名乗れるときが華。

 

・全国3位のデッキの組み方

淡々とデッキを公開してきた当ブログですが、ここらでもうちょっと有意義なこともやって存在感をアピールしておきたいところ。

そんな訳で、一応稼働初期から触ってるクロノレガリア、デッキの組み方のコツみたいなふんわりしたものをまとめておきます。全2,3回。

 

第1回目の鍵は、ずばりカードストックシステム。

 

・カードストックシステム

1キャラに6枚ずつのカードセットを4キャラ分用意するクロノレガリア。ドローに採用されているのは、共通のストックにカードを備蓄しておいて、任意のタイミングで4つのセットを回す、という、頭おかしいなかなか斬新なシステムです。

この時、

①配置可能な枠は1キャラ3枚まで。

②ゲーム開始時、各キャラに配置されているカードはランダム2枚ずつ。

ドロー時に配置されるカードは、枠にないものからランダムで選出

一周目を終えるまで、配置済みのカードはドローしても出てこない

となっています。

 

傍線を引いた③と④が特に大事で、 

③を言い換えれば、特定カード1種を1回のドローで引ける確率は枠に2枚収めた上でも25%しかないが、候補を2種に増やせば50%になるということ。安定性が段違いです。

 

また、④をうまく使うと、特定のキャラに初手カードを詰め込むことで序盤の動きをある程度固定化できる、ということ。これまた安定性に直結します。

 

あれもこれもと強カードを積んだ結果、大事なところで目的のカードが引けなかったり、あるいは初手のカードを1種だけしか積んでない結果、4枚めくるまで来なくてオワといった経験、僕にもあります。

それならば、強カードを切り捨てつつ各キャラに明確な役割を持たせることで、ストックから目的の種類のカードを引き寄せられる確率を増やす方が、結果的に強い。ついでに初手事故もなくしちゃいましょう。

 

事故らない為に1キャラの役割を減らそう

ここで、前回更新の【セシリア神器デッキ】を見てください。

役割ごとの区切り線が見えるでしょうか。

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各キャラのセットを組むとき僕はまず、2種×3グループか、3種×2グループで構成できるようしています。例えば上のリストであれば、

 

セシリアは、

①《プロトーン》+発動条件のギフトを補助

②ギフト設置呪文

③ロッタの事故緩和道具

の、3グループ

 

 ロッタは、

①並べたユニットの援護

②初手の経験値ブースト

の、2グループ

 

ソーケンは、

①相手陣地への打点捻じ込み

②相手の攻めを妨害

の、2グループ

 

ミーシャは、

①毒付与による直接撃破

②攻撃力ダウンによる無力化

の、2グループ

 

と、きれいに分類することが可能です。

もちろん、グループ内の各カードに完全な互換性がある訳ではないですが、ある程度の方向性を定めることで、妥協の選択肢が増えるのはカードストックを溜め込む上で重要なこと。「ここからは相手の攻めを妨害するタイミングなのでソーケンをドロー」とか、「とりあえずロッタを出撃させたいので経験値カードを引く」とか、思考の動きを大雑把にしておくと、アドリブの挟む余地が生まれるというか、柔軟性も高まります(たぶん)。

 

キャラの役割を絞ってしまうと、対応幅の低下が懸念されますが、これは、1枚のカードの使い道を複数見つけておくことで、ある程度まで軽減できます。

例えば《高速展開の命令書》は、味方を相手の陣地に押し込むだけではなく、戦闘待機中のキャラに使うことで、戦闘カウントを3にリセットする効果もあります。《導く者の輝杖》は、経験値上昇だけでなく、クローン含め味方を2体出撃することで、相手側の出撃を強要することもできます。

 

さらに安定性を求めるのなら、グループ間を行き来するカードの採用も意識すると、うまく働くことが多いかもしれません。

《勝負師の札》は毒付与と攻撃力ダウンの両方の面で使えたり、《自在の杖》は相手の妨害とは別に、《高速展開の命令書》を絡めた相手陣地への襲撃にも使えたりと言った話。

 

また、初手はロッタに集中させることで、手札に神器が固まってしまった事故の時にも、落ち着いてロッタのストックからめくれるようになっています。このブログでも何度か触れましたが、初手は必ず一巡する仕様により、3枚投入すれば、最悪でも2枚めくれば初手に来るのがだいぶ偉い。このとき3枚投入する分、後半も無駄なく使えるカードの方が好ましいです。

 

ところで、ここまで縦の繋がりを見てきましたが、縦だけではなく横の繋がりも当然大切で、今回なら「神器をガンガン並べてギフトでアド」というコンセプトに合わせて、複数展開に強いソーケン+ミーシャを神器役に採用してあります。

 

コンセプトの決め方とかについてはまた次回にでも。

次回は全国4位になってるかもしれん。それでは。

 

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